鶴見神社では、年間を通して次のような祭事を執り行っております。 特に田祭り、天王祭は神輿も出るなど大変賑わうお祭りですので、ぜひご家族でご参加ください。
鎌倉時代から伝わっていた横浜最古の民俗神事芸能である田遊びは、明治四年を最後に廃絶していました。 地元有識者たちの協力をえて旧家の蔵などから発掘した古文書をひもとき、各地の田遊びを見学・研修して、昭和六十二年に百余年の空白を埋めて「鶴見の田祭り」を再興。 以来、毎年四月二十九日の杉山祭で、春の田起こしから秋の収穫まで、米作りのあらましを伝える「田祭り神寿歌(かみほぎうた)」が奉納されています。
再興三十周年を迎えた平成二十九年に、(公財)全国税理士共栄会文化財団地域文化賞(伝統芸能分野)、(公財)ポーラ伝統文化振興第三十七回伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞し、横浜市地域無形民俗文化財に登録されました。
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天王宮の大神輿は、江戸時代、鶴見川の上流から流れ着いたものを葦を刈っていた農夫が長柄の鎌で引き寄せて当社に納めたと伝えられている、横浜最古の神輿です。
毎年七月、盛大に執り行われる天王祭で、古式豊かに各町内を巡行する長柄の鎌の大神輿は、鶴見の夏の風物詩として親しまれています。